- 4歳差きょうだいだけど、一緒に遊んでくれなくてケンカばかり…
- 遊び始めてもすぐにどちらかが怒り出して遊びを中断する
- 他の家庭がどんな遊びをしているか知りたい
こんなお悩みをお持ちではありませんか?
うちには現在小学1年生のお姉ちゃんと2歳児クラスの2歳の妹(もうすぐ3歳)がいるのですが、以前はほとんど一緒に遊んでくれず、どうしたら遊んでくれるんだろう…と悩んでいました。
そんな悩みも今回ご紹介する内容を実践すると、少しずつ改善することができて今では仲良く遊んでくれることが多くなりました。
今回は、4歳差の姉妹の体験談をもとに、
4歳差きょうだいが仲良く遊ぶために気を付けていること・おすすめの遊び方を解説します。
そもそも4歳差きょうだいが遊ばない理由
年が離れていると、どうしても一度は起こってしまう「一緒に遊んでくれない」問題。
なぜ遊んでくれないのか、また我が家ではどのように対処しているか解説します。
理由①一緒に遊ぶタイミングで、それぞれやりたいことが違う
これもうちでよくあるのですが、
せっかくお姉ちゃんが妹と遊ぼうと思った時タイミングで誘っても、何か違うことをやっていたりして
次女「やだ!(今はやりたくない!)」
長女「じゃあもう遊ばない!」
と、長女が機嫌を損ねて遊ばない、というケースがあります。
逆も勿論あります。
この場合に私がしていることは
ママやパパが仲介役で間に入って
次女ちゃんは今○○やってるから、少しだけ待ってあげようか。その間、ママとこの遊びやろうよ!
と、声かけをします。
そしてしばらく遊んだ後には再度、妹を誘って様子を見ます。
きょうだいのどちらが断った場合にも「遊んであげて」と声かけするのではなく、それぞれのやりたいことを一度尊重してあげることを大切にしています。
理由②遊びたいおもちゃが被って、取り合いのケンカになる
どのご家庭でも経験のある、きょうだいケンカあるあるではないでしょうか。
元々自分は遊んでなかったおもちゃでも、誰かが遊んでいるところを見ると欲しくなってしまう…。
このような理由でおもちゃを取り合い、ケンカに発展します。
この対策については、年齢によって対処が異なってくると思います。
後から欲しがったきょうだいに対して、代わりのおもちゃや遊びを提案したり、順番であることを伝えたり、一緒に使ってもいいか聞いてみようか、と声掛けをしています。
理由③お互いに自分が思った通りに遊べないので嫌がる
子供たちに合った遊び方をよく分かっているのはママやパパですよね。
それに大人だと子供たちが遊びたいことを汲み取って、臨機応変に対応しながら遊んであげることができますが、子供同士だと中々うまくいきません。
そのために、なかなか自分が思っている通りにきょうだいが遊んでくれないから「遊ぶのいや!」となりやすい傾向にあります。
この対策については、ママやパパが間に入って「もしかしてこういう風にしたいのかな?」と、代弁するようにしています。
遊び方については子供たちの中で作り上げていく部分もあるので、毎回代弁するわけではなく、状況次第で伝えることを心掛けています。
4歳差きょうだいでも仲良く遊んでくれる!おすすめの遊び方
少しでも仲良く遊んでくれるきっかけになれば、と思いながら普段よりやっているおすすめの遊び方をご紹介します!
2(きょうだい)対1(ママやパパ)の構図を作って遊ぶ
仲良く遊ぶ上で、仲間意識はすごく大切です!
共通の敵…といえば大袈裟ですが、2(きょうだい)対1(ママやパパ)の構図を作って味方意識が芽生えると、仲良く遊んでくれます。
中でも鬼ごっこ、氷鬼、ケイドロなど。
敵からきょうだいを守る!という感覚がもてる遊びは効果抜群です。
「自分が助けなきゃ!」
という気持ちが働くようで。
長女「次女ちゃん!今から助けるね!!」
次女「ねぇね!あぶなーい!!」
など、お互いを守りあうような声をかけ合いながら遊んでいます。
保育園・学校ごっこで遊ぶ
うちでブームになっているのは保育園ごっこと学校ごっこです。
授業や給食も、家の中にあるおもちゃを駆使して、リアルに再現!
先生役は長女が多いですが、長女がやっているのを見て次女がやりたくなることもあるので、たまに先生役が二人います。
その時はママやパパが生徒になってあげると喜んでくれますよ。
「今日は遠足です!」
「明日は運動会です!」
毎日イベントも盛りだくさんで飽きが来ないようにできると、もっと楽しめますよ。
体を動かす遊び
上二つに共通する遊びにはなりますが、極力おもちゃではなく体を使った遊びをすることでケンカになりにくいので、楽しく遊べます。
- だるまさんが転んだ
- かくれんぼ
- ボール遊び
- 宝探しゲーム
- 鬼ごっこ(色つき鬼、こおり鬼)
以上が我が家でよくやっている室内遊びです。
遊んだあと多少部屋が散らかってても怒らない
2人が仲良く遊んでくれているので、その間に家事を済ませようと目を離したら少しの間におもちゃが散乱している…なんてことも少なくありません。
「お片付けしながら遊んでね」と伝えていると、うちの長女の場合は
次女ちゃんは片付け手伝ってくれないし、遊んだ後綺麗にしなきゃいけないからもう遊びたくない(泣)
と言っていました。
お片付けの習慣づけは大切ですが自分が出してないものを毎回片付けるのは大変です。
遊び終わったらママも手伝うからみんなで片付けよう。それならいい?
うん…それならいいよ!
と、言ってくれました。
多少散らかっていても大丈夫だよ、と伝えてあげると安心して遊んでくれる気持ちになってくれました。
ただし散らかしたままは良くないので、「後でみんなで片付ける」と約束するのもポイントです!
お兄ちゃん、お姉ちゃんへの配慮を忘れない!
できるだけ上の子に我慢ばかりさせないように心がけても、下の子が小さいほど上の子に譲ってもらう機会がどうしても出てきます。
- 上の子が遊んでいたおもちゃを下の子が「どうしても欲しい!」と泣き叫ぶ
- 遊びたいおもちゃの遊ぶ順番を決めていても、下の子がルールを守ってくれない
- 下の子の「自分でやりたい、やってあげたい!」という気持ちが強くなってきて、上の子ができることまで下の子が全部やろうとする
などなど…。
ご家庭によっても色々出てくると思います。
自分の気持ちが伝えられるようになった!と下の子の成長が嬉しくもありますが、それできょうだいの仲がうまくいかないと辛いですよね。
そんな中、私が一番大切にしているのは上の子への配慮です。
遊ぶ場面以外でも我慢させてしまうことは多いので、普段から気にかけてあげることが大切です。
二人きりの時間を少しでも作る
弟や妹ができると
「今までは自分だけのママ・パパだったのに!」だとか、
その中で、お兄ちゃん・お姉ちゃんという役割ができて「自分のやりたいように出来なくなった」と、少なからず感じてしまうお子さんもいます。
そんなときに、抱きしめたり、寄り添って座るなどして、ふれあうコミュニケーションの時間を少しでも多く作ってあげることは心のケアに繋がります。
そして
「我慢させてごめんね」
「いつもありがとう」
「大好きだよ」
この言葉を普段から伝えること。
これを大事にしてあげて欲しいと思います。
あなたのことをちゃんと見ているよ。
という気持ちを伝えることは、とても大切なことです。
私も長女に我慢をさせてしまっているな、と感じることがよくあります。
そのため、私も「ごめんね」「ありがとう」「大好きだよ」の言葉を毎日欠かさず伝えています。
さいごに
いつも頑張ってくれているお兄ちゃん、お姉ちゃん。
そして小さいながらも自分の気持ちを素直に伝えることができる弟、妹。
どちらの気持ちも尊重しながら、皆さんにとって楽しい遊び時間を過ごせることが一番です。
今回の記事が参考になれば幸いです!